表ブログでは言えない四十路びんぼーおひとり様の心のつぶやき
2017年04月18日 (火) | 編集 |
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私の「お金がある」「お金のない」の境界線はとても低い

それに気がついたのは高校生の頃。
修学旅行だったか、何だったかは忘れたが学校行事で遠方へ泊まりかけで出かけたことがあった。
宿泊地で温泉(?)に入り、湯上りにふと見るとアイスの自販機がある。

旅先ということもあり、ちょっと贅沢したくなった私を含め数人がアイスを買うことにした。「どれにする?」と女子高生独特のキャッキャッとはしゃぎながら選んでいると、一人だけ輪の中に入らない子がいた。

「買わないの?」と聞くと
「お金がないから買わない」という。

確かお父さん国鉄職員だったはず・・・

当時、JRの民営化で揺れていた時期、
きっと大変なんだろうなーと思い、
「じゃ私がおごるよ、一緒食べよう」と誘った。

するとその子は
「ありがとう、私4000円しか持っていないから使えなくて」

えっ・・・・

その時、私の財布の中身は3000円ほど
月5000円の小遣いでやりくりしていた当時の私にしたら財布に3000円もあれば「お金はある」方だったのだ(笑)

まさかそんなにお金があるなら私より持っているのだし、おごるの辞めるとも言えず、そのまま100円ほどのアイスをおごったのだけど、人によって「お金がある」「お金がない」というレベルは違うのだなーとその時初めて思った。
貧乏ゆえに小銭に弱く、ちょっと臨時収入があると財布の紐が緩くなっていた私とは大違い

4000円でお金がないという彼女はきっと裕福なのだろうし、今頃はしっかりきっちりお金を貯める人になっているだろう

世間話やあれこれで「ウチはお金がない」という言葉を見聞きするたびに
「そういいながら実は私より持っているんでしょ」と心の中で思ってしまうのは、そんな記憶もあったからだったりする。

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2017年04月05日 (水) | 編集 |
生活を男性に依存し、お金にだらしなく、いつも家の中が散らかっていて家事もろくにしなかった母は私の反面教師だが、そんなダメ母に唯一感謝している事がある。

それは本を読む楽しみを教えてもらったこと。

子供の頃、お菓子やおもちゃは買ってもらった記憶は殆どないが、不思議と本は惜しみなく買ってくれていたように思う。幼稚園の頃の絵本にはじまり、10数冊もある百科事典や世界の偉人、小学○年生など。

父母の楽しみなのだろうか、リーダーズダイジェストなんかも毎月買っていて、子供の私には難しい話ばかりだったけど、軽い小話(アメリカンジョーク)などはつまみ読みさせてもらっていた。

小学生で母と別な生活になった私は色んな事を本から教わった。
マフラーの編み方
ホットケーキミックスを使わないホットケーキの作り方
本は私の師であり、友でもあった。

今は活字から離れ気味になって漫画が中心だが、それでも実用書や興味のある本は定価でも買ってしまう。どんなに人気のある映画でもTV放映まで我慢して映画館に見に行くことは滅多にないのに、本を買う事だけはあまり我慢しないで買ってしまう。

収納を考えると私のような人間こそ、電子書籍を利用すべきなんだろうけど、やっぱり紙ベースが好きなんだよね。
活字離れが進み、出版業界は不況と言うけど、本という存在がなくならないで欲しいな。

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2017年03月29日 (水) | 編集 |
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昔、子供の頃、絵本が大好きだった。
字が読めるようになってからは自分で何度も読んでいた。もう40年も前の事、あらすじもうろ覚えなのに、なぜか覚えているのは絵本の中に出てくる美味しそうな食べ物の数々

グリとグラが焼いたふかふかなまーるいカステラ
ちびくろさんぼを追いかけまわしたトラが溶けたバターで作ったホットケーキ
瓜子姫が大好きだったトコロイモ
地下をコロコロ転がった『おむすびころりん』のおむすび
おじいさんとおばさんと近所のみんなでひっぱった大きなカブ
憧れだった『ヘンゼルとグレーテル』のお菓子の家

頭の中だけで想像するそれらはほっぺたが落ちそうな位にものすごーーく美味しいものになっている。
大人になった今、自分でホットケーキもおむすびも作れるし、今は「お菓子の家」のキットもあるようだけど、あの頃に想像した美味しい味にはならない。

食べたいけど、食べられない味
それは子供の想像力の賜物なんだろうね




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2017年02月06日 (月) | 編集 |
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20年近く前、弟から借金の申し込みがあった。

その額100万円

理由を聞くと、「自己啓発セミナーに通いたいけど、お金がない。でも自分には必要だと感じるから」だという。
お父さんに言えば怒られるから、お姉ちゃんから借りたいという。

その当時、TVでは自己啓発という言葉がでており、中には自己啓発の名を借りたカルト団体もあったりして、それは驚きよりもそういう事が気になって、すぐに父に相談、弟の住む東京へ様子を見に行くことになった。

見て驚いた。

部屋はごみ溜めで足の踏み場もない。
シンクは生ごみで詰まり、使えない状態。
趣味のパソコンは何台(当時でたぶん1台3~40万ほど)も壊れた状態で積み上がり、ベランダにはゴミ袋の山
床のゴミをかき集めて捨てようとするとキャッシングの明細まであった。
(この辺りは前にも書きましたね)

どの口で「自己啓発」というんだろう・・・

昔からそうだった。
口だけで行動が伴わない。

今の自分が嫌だ
自分を変えたい

それは誰もが思う事。

自己啓発が悪いとは言わない。

でもやっぱり思ってしまう。
その前に人並に暮らせるくらいに掃除をしろ。
きちんとした生活をしないで内面なんて変わるはずがない・・・と。

冷静な頭で考えれば、貯金が出来ない身で100万という大金を簡単に借りようとする考えの甘さやそのセミナーにかかる金額が妥当かどうかわかるはず。

勿論、お金は渡さず掃除をして説教だけして帰ってきた。

そんな話を友人にしたら返ってきたのは表題の言葉

こんなんで偉いのかな(苦笑)
確かに当時の私はパラサイトだったけれど
色んな事を抱えて親と暮らす私より、1人で自堕落な生活をしている弟の方が偉いのかな
彼女の言っている意味がわからなかった。

それから20年近く

「偉い」という弟はそのまま自堕落な生活を続け、親の面倒も関係なく都会でしがらみも何もなく好き勝手に暮らしている。
パラサイトだった私は1人で自分の糧を得ながら、入院中の父の事、無人となった実家をはじめ、寺関係を引き継いでいる。

親元で暮らすことが甘いとか、1人で暮らして一人前とか言われるけれど、必ずしも私はそうは思わない。

確かに衣食住、親が丸抱えで金銭的、精神的に自立できていない人もいる。

そして一人で暮らしながら親元へ通い、親の面倒を見ている人もいる。
そういう人達からみれぱ親元で暮らしている人は甘く見えるのかもしれない。

親と暮らしていたって親は先に旅立つもの
いずれは1人で暮らさざるを得ない。
その前に年老いた親の面倒を見るのは必然的に同居している子供なのだ。

よく生活苦や介護を苦に無理心中を図った親子のニュースを目にすると、その人に兄弟姉妹はいないのだろうか・・・と思う。
こうした悲劇の結末に「離れているから・・・」を理由にして、その人に一切負わせてしまった兄弟姉妹には罪はないのだろうかとさえ思ってしまう。

仕事を辞め、介護のために同居を選んだ人もいるだろう
働きながら親を自分の元へ呼ぶ人もいるだろう。
介護が終わってもその後、元の生活に戻れるとは限らない。

1人で暮らすことは偉いのか?

同居して年老いた親の介護を続ける人を見るたびにその言葉を思い出してしまう。

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2016年07月13日 (水) | 編集 |
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10年ひと昔というけれど、10年前の自分は今こんな状況になっているなんて想像もしていなかっただろうなと思う。

私も10年前までは普通に暮らしていた。
大企業ではないものの、きちんとお給料や賞与がもらえ、自分が頑張りさえすれは認められ、昇給に繋がった。最初は低かった給料も年功とそうした努力による+αによって、田舎でつつましく暮らせるだけは頂いていた。

私の貧困への転落の始まりはその会社が無くなくなったこと、
そして父が倒れたこと

就職活動はみんな思うようにならなかった。
若い子ならまだしも、40代50代が多くを占めている現状では仕方なかった。
職を求めて、本州の地へ渡った人もいる。

月収20万の賞与なし、友引しか休みのないとある仕事(と書けばだいたいお分かりだろう)へ再就職した人すら「良かったねー」と言われる状況で、私も「ステップを経れば正社員の道もある」と言われた会社に週40時間のパートアルバイトとして入ったけれど、そこで何年も働いている人に「前の仕事は年収で200万って貰えていたの?」と聞かれ、そして幾数人いる女子事務員で正社員が1人しかいない現実を教えられた。

誰が悪いわけでも何か悪いことをしたわけでもない
でも簡単に当たり前だと思っていてた人生のレールというものは狂ってしまう。
そしてそこから外れると元の道にはそう簡単には戻れない。
戻れる人はほんの一握り。

一旦正社員の道から落ちるとその後は大変だ。
正社員という餌につられてブラック企業にはまった人も数多いる。
それでも再就職が難しい中高年になると、「雇用の期間の定めのない」トコロに憧れて、使い捨てのそこにいる限り現状が良くなることはないのに、そこで限界まで頑張ってしまう。
そしてまた就職活動をする羽目になる。

会社が無くなって暫くたつ
転職を繰り返す人
生活保護から抜けた人、これから生活保護になろうとする人
アルバイトで食いつなぎ、年金受給にこぎつけた人。
再就職をあきらめ、自営に転じた人

会わなくなって暫くたつ

みんな元気なんだろうか・・・

私と同じようにあの頃を懐かしんだりしているのだろうか・・・。

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