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表ブログでは言えない五十路びんぼーおひとり様の心のつぶやき
2017年03月11日 (土) | 編集 |
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何人かと付き合ったけれど、結婚することなく今に至る。

自分が結婚できない理由というのもうっすらと判ってきた。
私も孤独な人生を送りたいわけではない。
「ご縁があれば・・・」という気持ちはあるのだけれど、なかなか難しい。
一番の問題は自分の性格なのだけど。

男も女も40代50代の独身で伴侶を求めている人は多かろう
そしてそこに至る人生も様々で、私のように戸籍がまっさらな人もいれば、バツイチ、バツ二、死別という人もいる。

昔、知っている人で「結婚歴がある人とは付き合えない」と言った人がいた。
「この人には結婚したいと思う程に愛した人がいたのだ」と思うと苦しくなるからだという。

過去は過去、全ては終わったこと
今、愛しているのは貴方なのだから気にしない方がいいんじゃない?

とその時は思ったけれど、
あながちその人の思いもわかるようになったのは40も過ぎてから

元カレと別れてから暫くたったころ、気を利かせた人が私とある人のセッティングをしてくれたことがあった。

ただそれは私の身の上を案じての親切心というより、半分面白がっていた雰囲気もあったのと、お相手の方も私の事がどうのというより、セッティングした人が取引先の方なので、断るのも角が立つので仕方なくというというのが本音だったのだろう
私もその人もお互いが知らない相手じゃないのだし、くっつくなら自然とつくのだろうし、ある距離以上は親しくならないのにはそれなりに理由があったはずなのだけど、改めてそうした場は逆にぎくしゃくとした空気すら作ってしまった感じだった。

共通する趣味がある訳でもなく、必然的に話題は家族の事
私は父の事を、
お相手は子供の事と、亡くなった奥様の事。

私は既婚者の幸せそうなノロケ話を聞くのは大好きだ。
だけど、それは男女としての恋愛がない人だからこそ。

付き合う事を視野に入れた時、やっぱり亡くなった奥さんの話を聞く度に、恋心は生まれるはずもなく、「いい人」だと思うだけで、それ以上踏み出そうとは思えなかった。

「お付き合いや結婚は勝ち負けじゃないけれど
もし付き合ったとしても私は奥さんを超える事はないし、
ずーっとその思いを抱えていくだな」

そう思った

きっと相手の方も同じだろう、
夫であり、父親である自分が当たり前で恋愛という意識は生まれる事はなかったようで、その後、連絡を取り合う事は無かった。

バツイチの人と付き合ったことはあったけれど、そうした思いは無くはないけれど、死別よりはずっとずっと少なかった。
「気になる過去」であっても「終わった話」として受け入れられた。

死別は違う

終わった過去のようで、その人の中に強烈な思い出となって生き続けている。
冷めたり、嫌いになったり、憎しみ合ったりする離婚とは全く違い
思い出は綺麗なまま残り続ける。
だからといって、亡くなった奥さんを蔑ろにする相手も嫌な訳で・・・・

昔は奥さんと死に別れた人が後添いを貰っていたのが当たり前にあったけれど、凄いなーって思ってしまう。亡くなった先妻さんごと受け入れて、結婚して、相手の親や血のつながらない子の面倒を見るんだから・・・

私には無理だな

どっちも

それにコミュ症だし、相手の子供にどう接してよいかすら判らない

愛されたいと思いつつ、私自身が自分しか愛せないのだから、独りで生きていくのは当然なんだろうね。


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コメント
この記事へのコメント
こんばんは~。
最後の一文が胸にしみる・・・
何でしょうね、決して孤独が好きなわけではないし、
独身主義でもないのに、なぜ今ここに!?という感じ。
私の場合、自分の性格を考えると、
結婚するのはまさに人生の選択ミスかもしれないけど、
ミスでも何でも、若い頃に勢いで飛び込んでおけばよかった・・と、今さらながら。
少なくとも、今のような殺伐とした人生にならなかったような気がする(寂)。
今となっては自分のこととかいろいろわかり過ぎて・・・。


2017/03/11(Sat) 20:42 | URL  | ひばり #YrGnQh/o[ 編集]
ひばりさんへ
こんばんわ、コメントありがとうございます

そうなんですよね~
結婚って「勢い」なんですよね。
あれこれ判って考えると、出来ない。
今は自分の事が判りすぎて「たぶん無理だなぁ」と感じてしまう(苦笑)

でも独りじゃ老後を考えると暗ーくなっちゃうのも事実で
私も思考のラビリンスに入っております。。。
2017/03/13(Mon) 18:57 | URL  | しま子 #-[ 編集]
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